履歴書は重要
薬学生が志望する企業にエントリーし履歴書を出し、それを企業担当者が見ることで面接を受けさせるかどうか決めます。
いくら企業に履歴書を送ったとしても、面接までこぎ着けなければ内定は絶対にもらえません。
そのためにも履歴書はとても重要です。
履歴書を書くなら手書きでもパソコンでも構いません。
手書きで書くなら間違えてばかりいると買ってきた履歴書がなくなるので、集中して気をつけながら書きましょう。
先方から指定されたら、指定された方法で書きましょう。
履歴書の書き方
履歴書を買えば見本がついており、薬学生のための就職活動サイトなどからダウンロードすると、履歴書の書き方というページがあります。
書き方はそれを見て書くと良いです。
履歴書で注意する点は、
・日付は郵送ならポストに投函する日、持参するなら当日の日付を書きます
・住所は省略せずに都道府県から書く
・学歴は中学から書く
・職歴は無しと書く
これらのことです。
趣味の欄は、音楽鑑賞なら何が好きか一言加えたり、スポーツが趣味なら試合への出場経験などを書くと、ただ音楽鑑賞やスポーツと書くよりも印象は良くなります。
志望動機
履歴書で一番重要なのが志望動機です。
この書き方で面接に行けるかどうかが決まると言っても良いでしょう。
何故その会社で働きたいのか、どのように貢献したいのかなどを記入します。
以下のような志望動機は良くありません。
・抽象的なこと
企業理念に惹かれた、やりがいがある、などの抽象的な理由は良くないです。
その会社でなければいけないという理由が感じられないのです。
・学びたいとアピールする
仕事を学んで頑張りたいです、スキルアップできると感じました、などは良くありません。
会社は学ぶ場所ではなく、それなら専門学校などへ行って頑張れば良いでしょうと思われてしまうのです。
・仕事以外のこと
給与が高いので選びました、自宅近くなので選びました、などのことです。
これらの志望動機だと働く意欲がないように思われ、他の企業でも良いように思われてしまいます。
志望動機を書くなら具体的に書き、前向きにアピールすることが大切です。
ただし入社したら御社の業績をアップできます、などの上から目線のことは書かないようにしましょう。
あなたが経験したことや壁を乗り越えてきたこと、企業にどのように貢献できるかなどを書くと良いです。
出来るだけ具体的に書くと当たり障りのないことを書くよりも、他の人の履歴書よりも目を引いて良いです。
また履歴書に書いた志望動機を元にして、さらに面接ではその内容に関してさらに詳しく聞かれることとなります。
面接ではそのようなことも想定して、事前に回答を考えておきましょう。