風邪対策用薬

救急箱は一家に1つあれば便利であり、何かと体調不良や病気になったときに役に立ちます。
軽度の症状や家庭薬で済ませられる場合は処置用として、病院へ行くような症状なら応急処置用として使うととても便利です。
しかし救急箱があっても、中に薬が無いと使えませんので、必要となりそうな薬を常備しておきましょう。

まず基本となるのは風邪薬です。
風邪は多くの人がかかるので、必ず常備しておくべきでしょう。
風邪薬と言っても解熱剤や咳止めや頭痛薬などいくつかあります。
また総合的な風邪薬もあり、鼻水重視や発熱重視など、いくつかのタイプがあります。
風邪薬は錠剤やシロップなどがありますが、いざというときに粉薬や錠剤は水がないと飲めませんので、シロップや液剤がおすすめです。
補助的に錠剤なども置いておいて良いでしょう。

頭痛もよく起こるという方は、頭痛薬や鎮痛剤なども常備しておくと助かります。
バファリンやロキソニンがその薬にあたりますが、これらは頭痛以外にも効果があります。
解熱作用や肩こりや腰痛緩和にも効果的です。

その他の薬

・胃腸薬
下痢などの時に使える下痢止め、食べ過ぎなどの時に使える胃腸薬もあると良いです。
代表的な薬は正露丸であり、胃酸が多いときなどはH2ブロッカーがあれば良いでしょう。

・鼻炎薬
鼻炎のようなアレルギーのある方は、鼻炎薬があると便利です。
アレルギー性鼻炎対策としても、風邪のあとの鼻炎が長引く時にも使えます。

・うがい薬など
喉が痛かったり、調子が悪いなと感じたときは、うがい薬を使うと良く、これも常備しておくべきです。
喉の痛みは風邪の初期症状に多くありますので、喉が痛いと感じたらうがい薬でうがいして、症状が悪化するのを防ぎましょう。
うがいは水だけで行っても効果がありますが、うがい薬の方がより効果的です。

・目薬
目薬は普段から使う人も多いですが、救急箱に入れるときは普段使っているものと別に用意しましょう。
特に殺菌効果のある目薬を置いておくべきであり、日常的に使う目薬は疲れ目タイプが多く、殺菌効果はありません。
目が炎症を起こしたりしたときに、この殺菌タイプを使うのです。
殺菌タイプは1回ごとの使い切りタイプが、雑菌が繁殖しなくて良いです。

その他にも虫さされや消毒液なども入れておくと便利です。
さらには日常的に使うかもしれない絆創膏やガーゼやピンセットや包帯など、これらのものも置いておくと怪我したときなどに使えます。
薬を救急箱で保管するときは、薬の使用期限は1年から3年ぐらいに設定されていることが多いです。
例え1回も使わないとしても、使用期限を過ぎたら新しい物に交換しましょう。
使用期限切れの薬を使って問題が出ても、それは自己責任となります。